1969年、神奈川県横浜市出身。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。
オーケストレーター、アレンジャーとして久石譲、梅林茂、蓜島邦明各氏などの映像作品に携わり、「LOVERS」「2046」をはじめとした中国映画や海外プロジェクトへのアレンジ提供も多数。また、嵐や松田聖子などアーティストや、Milet、ReoNaなどJポップ、アニソン楽曲におけるアレンジなど幅広く活動している。
最近は、椎名豪氏の「鬼滅の刃」アニメ、劇場版、コンサート一連はじめ、「FinalFantasyXIV」「NieR」「聖剣伝説」「ポケモン×NHK交響楽団スペシャルオーケストラ2023」などゲーム音楽のオーケストラコンサートの編曲でも知られ、原神では「稲妻編」の日本の録音ディレクターを務め「原神Symphony」の音楽監督及び編曲を担当した。
2010年より音楽制作会社シャングリラの代表取締役。

HOYO-MiXは、miHoYoのオリジナル音楽チームであり、Zoe Caiが担当する。miHoYoからリリースされている『崩壊学園』、『崩壊3rd』、『原神』、『未定事件簿』などで流れるゲーム内の楽曲やBGMを制作するチーム。外部委託で音楽を作る従来の形式とは異なり、HOYO-MiXは音楽チームとしてゲームの初期開発段階から参加し、プロジェクト全体と非常に強固な協力関係を維持している。miHoYoのプロダクトごとの特徴に基づき、HOYO-MiXチームの創作スタイルも固定観念にとらわれることのない、広い創作の幅を持っている。そして、それぞれのプロダクトが独自の音楽を表現している。担当者のZoe Caiは、「クリエイターたるもの異なる境界線で試みを行い、柔軟な心で実験的な要素を取り入れ、自身の音楽が持つ表現力をより豊かなものとしてオリジナルの世界を構築すべきである」と考えている。